第58回中山金杯

2009年の重賞は、
第58回中山金杯からスタートする。


第58回中山金杯は、
ハンデ戦で個性豊かなメンバーが揃ったこともあり、
波乱必死のレースとなりそうである。


そこで、第58回中山金杯に出走する
有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。


中日新聞杯組からは、
1着のヤマニンキングリー(藤田真二)、
2着のフサイチアソート(和田)、
4着のオペラブラーボ(蛯名)及び
11着のマンハッタンスカイ(芹沢)が
第58回中山金杯に出走を予定している。


ヤマニンキングリーは、
オープン特別を快勝した勢いに乗って臨んだ中日新聞杯では、
先行馬を見る形の絶好位から抜け出して快勝した。


ヤマニンキングリーの中日新聞杯の勝利は、名手デムーロ騎手の腕によるものでもあるが、素質馬が本格化したものとみることができる。


よって、第58回中山金杯においても、
ヤマニンキングリーにそれ相応の高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。


一方、10番人気で臨んだフサイチアソートは、
中日新聞杯で2着に入り、波乱を演出した。


フサイチアソートの中日新聞杯の2着は、開幕週のイン有利の馬場で最高の位置となるインの3番手から抜け出してのものであり、レース内容的な価値は低い。


よって、第58回中山金杯においては、
中日新聞杯の2着だけで人気が上昇する
フサイチアソートにあまり高い評価を与えるべきではない
と競馬理論では判断している。


一方、
中日新聞杯に1番人気で臨んだオペラブラーボは、
人気を裏切り、4着に敗れてしまった。


オペラブラーボの中日新聞杯の4着は、直線で前が塞がり外に立て直すロスを受けてのものであり、0秒1の着差を考えると、レース内容的には勝ったヤマニンキングリーを上回る。


よって、第58回中山金杯においては、
オペラブラーボに中日新聞杯組の中で
一番高い評価を与えるべき

と競馬理論では判断している。


一方、福島記念で重賞初制覇を果たし、
中日新聞杯に4番人気で臨んだマンハッタンスカイは、
マイペースの逃げを打ったものの
11着に敗れてしまった。


マンハッタンスカイの中日新聞杯の11着は、開幕週のイン有利の馬場で逃げを打ってのものであり、さすがに負けすぎである。


よって、第58回中山金杯においては、
マンハッタンスカイは、
楽に逃げられてよほど展開に恵まれない限り、
好走する可能性は低い
と競馬理論では判断している。


一方、福島記念組からは、
1着のマンハッタンスカイ、
2着のマイネルキッツ(松岡)、
3着のグラスボンバー(勝浦)、
4着のフサイチアソート、
5着のシャドウゲイト(内田博)及び
11着のブレーヴハート(三浦)が
第58回中山金杯に出走を予定している。


1着のマンハッタンスカイ及び
4着のフサイチアソートは、
福島記念において、
内が伸びる馬場で最内を突いて好走したものであり、
レース内容的な価値は低い


よって、中日新聞杯についての分析でも述べたが、
マンハッタンスカイ及びフサイチアソートには
第58回中山金杯で高い評価を与える必要はない


一方、マイネルキッツは、
福島記念において、
中段の馬込みの中で脚をためて、
直線では馬群を割って追い込んだが、
2着に敗れてしまった。


マイネルキッツの福島記念の2着は、マンハッタンスカイに内をすくわれて敗れてしまっただけであり、コース取りの差を考慮すると、レース内容的にはマンハッタンスカイを上回る。


よって、第58回中山金杯においては、
マイネルキッツに
マンハッタンスカイ以上の評価を与えるべき

と競馬理論では判断している。


一方、グラスボンバーの福島記念の3着は、最後方からポッカリと開いたインを突く展開に恵まれたものであって、レース内容的な価値はかなり低い。


よって、第58回中山金杯において、
グラスボンバーが好走する可能性は低い
と競馬理論では判断している。


一方、シャドウゲイトの福島記念の5着は、
終始外を回らされ且つ
自ら勝ちに行く競馬をしてのものであって、
悲観すべき内容ではない。


また、ブレーヴハートの福島記念の11着は、
追い込み一手の脚質を外がまったく伸びない馬場に
殺されたものであって度外視できる。


よって、第58回中山金杯においては、
先行馬が有利な展開になればシャドウゲイトが、
追い込み馬が有利な展開になればブレーヴハートが、
好走する可能性もあり得る
と競馬理論では判断している。


一方、G1出走組では、
ジャパンカップダートで14着に敗れた
アドマイヤフジ(川田)、
天皇賞で9着に敗れたキングストレイル(田中勝)、
ジャパンカップで7着に敗れた
ネヴァブション(横山典)及び
16着に敗れたダイワワイルドボアが
第58回中山金杯に出走を予定している。


アドマイヤフジは、初ダートのジャパンカップダートでこそ惨敗してしまったが、毎日王冠ではスーパーホーネット及びウオッカと0秒3差で走っており、第58回中山金杯のメンバー程度であれば実績的に断然ともいえる。


また、アドマイヤフジは、
去年の中山金杯の覇者であり、
中山2000mは得意な条件でもある。


よって、去年の覇者で
ハンデが重くなりそうな第58回中山金杯においても、
アドマイヤフジにはかなり高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。


一方、キングストレイルは、天皇賞で9着に敗れたものの、アドマイヤフジに先着を果たし、勝ったウオッカとは0秒5差であったことをも考慮すると、かなり立派な内容であった。


また、ネヴァブションは、
世界ナンバーワン決定戦のジャパンカップにおいて、
マイペースで逃げる展開に恵まれたとはいえ、
スクリーンヒーローと0秒5差で走っており、
復調気配が窺えた。


よって、天皇賞やジャパンカップと比べると
かなりメンバーが弱化する第58回中山金杯においては、
キングストレイル及びネヴァブションに
高い評価を与えるのは当然

と競馬理論では判断している。


一方、ダイワワイルドボアは、
ジャパンカップとはいえ1秒4差の16着に惨敗しており、
メンバーが弱化する第58回中山金杯といえども、
苦しい競馬になる可能性が高い
と競馬理論では判断している。


休み明け組みでは、
ダイシングロウが第58回中山記念に
出走を予定している。


ダイシングロウは、小倉記念及び新潟記念と2戦連続で一番人気となった素質馬であり、休んで立て直されていれば、好走可能である。


よって、第58回中山金杯においては、
休み明けの体調次第で、
ダイシングロウに注意を払うべき
と競馬理論では判断している。


以上のように、競馬理論は、
第58回中山金杯に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、枠順、展開、調教及び
馬場状態などの様々な要素を加味して、
第58回中山金杯の最終的な予想を決断する。


競馬理論のファンの方は、
第58回中山金杯の予想をお楽しみに。